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豆造(とうぞ)の作り方
豆造(とうぞ)の作り方
千葉県の一部で古くから作られている郷土料理で豆造(とうぞ)というものがあります。
今回もあくまで我が家の豆造(とうぞ)作りメモなので参考までに。

<材料>
豆の煮汁 2リットル
煮大豆  300g
塩    100g
干し大根 適量
米麹   150g

<煮汁の準備>
味噌を作る時に出た煮汁をそのまま使ってもいいですが、元の半分くらいの量になるまで煮詰めると豆の味が濃厚になって美味しくなります。
煮汁は非常に焦げやすいので鍋底をたえずかき混ぜながら煮詰めて下さい。

<材料の投入>
まずは容器を熱湯消毒して、そこに煮汁を投入します。
煮汁が熱いうちに塩を投入し溶かします。
煮大豆を投入します。
煮大豆は味噌を作る時に余分に煮ておいて豆造用にするといいです。
我が家では煮大豆を入れますが、煮大豆の代わりに納豆を入れる所もあるようです。
干し大根はお湯で軽く戻し、1cm弱ほどの幅に切って入れます。
干し大根は歯ごたえが残るほうが美味しいので、4分割した割り干し大根を使います。
干し大根の量は好みにより適当に。
我が家では適当にガサッと掴んだ量を入れてるので大根3本分くらいかな。
煮汁があまり熱いうちに干し大根を入れると大根が煮えて歯ごたえが無くなるので、うちでは煮汁が少し冷めてから入れてます。
次に米麹ですが、麹菌は40℃を越えると繁殖出来なくなるので煮汁が40℃以下にまで冷めてから投入して下さい。
材料を全て投入したら1週間ほど寝かして出来上がりです。

我が家では豆造(とうぞ)を熱々のご飯にかけて食べたり、お湯で割って澄まし汁として飲んだりします。
煮汁を捨てるのはちょっともったいないですし、みなさんも作ってみてはいかがでしょうか?


こちらもどうぞ。

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